普段ノートで使ってるxubuntuのロケールはUTF-8。
家に置いてるサーバはVine3ぐらいからの名残でEUC-JP。

xubuntuのコンソール(xfce4-terminal)からVineのサーバへssh接続すると、日本語表示が化けて使えない。

こないだまでWine経由でPuttyごった煮使ってたけど、慢性的メモリ不足感の否めないss2120にwineはちと荷が重い。

sshのオプションでなんとかならんものかと調べたら、cocotというのに出会った。

cocot経由でsshを実行することで、sshサーバが送りつけてくるeuc-jpな文字列を、cocotがutf-8に変換してコンソールに返してくれるという超スグレモノ。

オフィシャルサイト
cocot - COde COnverter on Tty
からソースを頂いてきて、

$ ./configure
$ make
でバイナリができるので、パスの通ってるとこにコピって使う。

使い方は

$ cocot -t コンソール側の文字コード -p プロセス側の文字コード -- 使いたいコマンド
というシンプルなもの。
コマンドと端末の間に割り込んで文字コード変換をしてくれるという機能そのままのシンプルな使い方。

たとえば、冒頭にある俺の環境、
端末:xubuntuのノート:utf-8
サーバ:vineのPCサーバ:euc-jp
プロセス:ssh
の場合、

$ cocot -t UTF-8 -p EUC-JP -- ssh -i /home/genkikko/id_rsa_genkikko genkikko@genkikko.net
となる。

image
これをxfce4-panelのランチャーに、ターミナルから実行するように登録しとけばok。

普段使ってるターミナルと画面が一緒で混乱するといかんので、ウィンドウタイトルをsshとわかるようにするのは大事かも。

一例。

xfce4-terminal --hide-toolbars --title="SSH genkikko@vine" --command=" cocot -t UTF-8 -p EUC-JP -- ssh -i /home/genkikko/id_rsa_genkikko genkikko@genkikko.net"