目的
PCから扇風機の電源をON/OFF出来るようにすることで、常時起動のサーバに必要なとき(高温になったとき)だけ扇風機を自動で回せるようにする。

方向性
こんな回路を作りました。
AC100V Relay
三角2つが向き合ったようなやつは、バリスタ(Wikipedia)です。コイルの逆起電圧をスルーするために付けてくださいとRBIOのマニュアルに書いてたから付けたけど、よくよく考えるとリレーのコイルの両端に付けるのはダイオードでいいし、AC100Vのとこに付けたのに至っては、なぜ必要なのかも分からんのですね。説明書に書いてたから付けた。ただそれだけです。
ちなみに、左のが18V、右のが200Vのものを利用したと記憶してます。TNRだかZNRだかの180と201ですね。

リレーはオムロンのG6C-2117P-USを使いました。2接点は不要だけど、12Vの電源が無い場合でもAC100Vを使えるようにb接点(Normal Close)で制御したかったのでこれにしました。a接点で良ければ1117とか1114でいいと思うけど、b接点だけのリレーってあるんでしょうかね。
コイルは極性があるので注意。この絵は上から見た絵なので、ハンダ付けするときは逆に考えんといかんですね。6と5がb接点のほうです。

+12Vからリレーに行く途中にスイッチが付いてるのは、自動制御にしてからも必要なときに手動で電源を入れれるようにするためです。サーバルーム=生活空間という悲しい事情のためです。

実装
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こんな感じ。きちゃなくて分かりませんね。全く。
ここにはRBIOが無いのは、取り回しの事情により別のとこから線を延ばして引っ張ってくるからです。
実際には上の絵よりも少し複雑で、RBIOから3本の線を引き込むけど、このうちの1つはスイッチのLEDを光らせるためのGND線なので動作には関係ありません。

あとの写真はバリスタを付ける前なのですが、何の参考にもなりません。おもしろ画像レベルで。

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かなりの迷いが見受けられます。付けたり外したり付けたり外したり。思いつきの連続で作ったんですね。

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コンセントを付けるために四角い穴を明けてます。3色コードを外から抜き差し出来るようにコネクタを付けてます。長いコードで運用する予定なので、からまることが想像されるから、抜いて絡みを取る目的で。

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完成図。あやしく青く光っております。定電流ダイオードの向きを間違って元々入ってたLEDを壊してしまったので、手元にあった青色LEDを入れたためです。

動作確認
電球付きの扇風機を繋いで、前回のRBIO:とりあえずPHPで10個のリレーを個別に制御してみる。で作ったスクリプトに携帯でアクセスして動作確認してる様子をビデオで。

横に付いてる黄色い押しボタンは、RBIOのスイッチが有効な状態と、RBIOのスイッチに関係なく常時ONとを切り替えるスイッチ。

元ファイル
https://blog.genkikko.net/img/video/MOV01123-1.mpg
(640x480,MPEG1,48秒,10.4MB)

次回予告
問題なく扇風機のON/OFFは出来たので、次回は自動でON/OFFするスクリプトを書きます。