経緯
dynabookSS1610にBluetooth内蔵でBluetooth内蔵したはいいけど、筐体が金属製のため、電波が遮られて使えたもんじゃないという失敗をやらかした。
その後、dynabookSS1610に強制ファンスイッチのコメント欄で、xkeg2さんの無線LANなしモデルに無線LANを搭載する話の中で、液晶の上の方にあるラッチの周りの細長い部分がプラスチックであるという情報があり、ここにBluetoothのアンテナを引っ張ればいいんじゃないのか?ってことで、やってみました。

実装
液晶の裏のスペースは知れてるので、Bluetoothドングル本体を持ってくるのは無理かと思ったけど、実は意外と広いスペースがあるので、Bluetoothドングルをバラして中身だけにしてみたところ、
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なかなかよさげな具合でぴったりフィット。しかもアンテナ部分だけがプラスチックのところにドンピシャ。

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例によってUSB極細延長ケーブルを半田付けして、反対側をUSBハブに半田付けする。
USBハブは前回付けたものがあと2ポート余ってるので、そこに追加した。前回のPCカード手前に作ったUSBポートはそのまま放置。そのうち16GBぐらいのUSBメモリでも突っ込んでやろう。容量アップだ。

液晶上部から、右側ヒンジのところまでは、純正無線LANのアンテナとぶつからないようにセロテープで固定。
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ケーブルの長さをぎりぎりに作ってしまうと、後々のメンテナンス性がわるそうなので、かなり長めに作っておいて、余った分は
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SSDとHDDケースの隙間にグネグネっと突っ込んどいた。

ただ、極細タイプの延長ケーブルでも、ヒンジを通るところは結構ぎりぎりで、
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かなりケーブルを圧迫してる感じ。ケースを止めるねじの力で抑え込んでる。
ただの延長ケーブルじゃなくて、リールタイプのケーブル
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を使った方がよさげ。(xkeg2さん、写真勝手に使わせていただきました)

結果
前回はAZ91のシールドにやられて飛距離20センチって感じだったけど、今回は2Fの自分の部屋から1Fのリビングにあるプリンタや携帯とペアリングできた。
印刷自体は2Fからやるのはクソ遅くて使い物にならないけど、同じ部屋で3mぐらい離れたところからなら普通に印刷できた。
これは、元々のドングルを外部のUSBポートに刺したときとほぼ同じぐらいの感度。ばっちりです。